ペアルック

王女が使わないからと持ち帰った歴史教科書。
なにげに開いてみると、弥生土器という文字が目にとまりました。


そういえば・・・。


マウンテンバイクにのり、二人で遺跡公園に行ったこともありました。


開業後、国王は、週休1日の勤務となりました。
そして、主婦兼受験生だった私も、フルタイム労働者となり、同じく
週休1日となりました。


その、貴重な休日を、幾度となく国王と過ごすうちに、私は恐るべき事実
にも気づかされたのでした。


それは、引っ越し以来、24時間国王と共に過ごしているということ。
逃げられない事実でした。(-.-)


そして、その日も朝から国王と一緒でした。


お休みの日は、お昼過ぎまでくつろぎ、午後になると探検と称して
出かけておりました。


アレを着ていくぞ!


あれ・・ですか。


おそろいのパーカーのことです。


私は、しかたなく立ち上がり、同じパーカーに着替えました。


目的地までは、マンションから、一本道でした。
車で何度か通り過ぎた道です。


マウンテンバイクだと、1時間くらいで行けそうな距離でした。


おそらく国王は、一気に突っ走るだろうと思いましたので、私は
マイペースでゆっくりと進むことにしました。


道々に、案内板がでてますので、安心でした。


そしていよいよ、公園入り口の看板が見えてきましたので、大通りを
右折して、中道を入っていきました。


国王はすでに到着してるものと思っておりました。


しかし、入り口に到着しても、姿が見当たりません。


まさか先に入場したということはないだろうと思いましたが、念のため、
入り口に立っていたおじさんに、男性が一人来なかったかを尋ねてみました。


誰もきてないと思うよ。
それに・・・


入り口が2カ所あるということでした。


相手は国王のことを知らないので、身長、体重、年齢など、いろいろと
説明を試みましたが、いまいち反応が薄く、困り果てた私は、いいことを
思いつきました。


これと同じ服を着た人がきたら、ここで待つように言ってください。


どちらにしても、目的地は同じですから、とりあえず行き違いにならないよう、
おじさんにお願いして、もう一つの入り口へと向かうことにいたしました。


我ながら、いいことを思いついたと思いました。


しかし、そこにも国王の姿はなかったのでした。


途方に暮れた私は、再び元の入り口まで、戻ることにいたしました。


それでは、続きは明日にm(_ _)m        to be continued・・・








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