ま・・・いいか

私の実家の隣に、自宅兼病院を建てて開業した理由は、


そこに土地があったから


ジジイさん(国王の同級生)に頼まれ、共同で開業したものの、なかなかうまく
いきませんでした。


なので、一年で撤退いたしました。


そんなこんなもあり、思い返せば「お別れ」のチャンスは、幾度となく
あったのですが、私はそれを、ミスミス逃していたのかもしれません。


たとえば、


ある時は、色白になるからと、国王に、アスコルビン酸を勧められて飲み続けて
おりましたところ、原因不明の病に倒れました。


緊急手術をしましたが、退院後、


そう言えば、ラットの実験で、飲み過ぎると血塊ができたのを思い出した。


と言われ、愕然としました。


また、ある時は、


ナスのヘタで歯磨き粉を作る


と言って、さんざん「ヘタ」をかき集めさせられましたが、


黒い粉になるまで炒るんだ


と言って作りかけたものの、途中で放置してしまったせいで、火事に
なりかけたこともありました。


火が燃え移り、大事になりかけんとする瞬間、たまたま私が発見し、火を消し
止めました。 (-.-)


もちろん、スタッフは相変わらず定着せず、母になる夢も実現せず・・・。


他にも数え切れない災いが、国王を縁として起こりつづけ、おそらく、
堂々、離縁状となり得る内容であったと思います。


しかし、私が我慢の限界に達しようとする度に、なぜか、


ま・・・いいか。


と思うような事態が、起きるのでした。


例えば診療中に、国王がイスから転げ落ちたり、私が、トイレ掃除用に
使っている歯ブラシで、国王が歯を磨いるのを目撃したり、手羽先を
ひと噛みした瞬間、国王の前歯が折れたり・・・。


もしかして誰か、私の代わりに、復讐して下さってます?


と、何度、天を仰いだことか。(-.-)


高齢となった両親が、広すぎる土地をもてあまし、アパートを建てようと
契約書に判を押す寸前に、私たちは、地元での開業を決意いたしました。


その時、「禁句」だった言葉を、自ら口にするほど、国王の心が緩んだのかも
しれません。


本当にここに家を建ててもいいんだな。「離婚」出来なくなるぞ。


家は建てました。


でも、国王のその言葉に明確な返事はしておりません。
未だ、グレーゾーンです。一応・・・(ё_ё)



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