何のために・・・

少し前から、イライラしているのに気づいておりました。


アガルタ国の侍従(注:「アガルタ国」にて登場)の勧めでセミナーに参加
するのだと張りきっておりましたが、セミナー仲間のどなたかが、国王の
「地雷」を踏んでしまった模様・・・でした。


何度か、スマホを握りながら、主催者へ抗議を続ける国王を見守っており
ましたが、


やっぱりセミナーに参加するっ!!


と、心を決めたようでした。


ただ、張りきり方が、少し異常に感じましたので、ちょっとカマを
かけてみました。


もしや、暴れるつもりではないですよね。


案の定、国王の目が泳ぎ、ソソクサと退散しかけました。
なので、すかさず一刺しいたしました。


人を攻める気持ちは、自分を破壊する方向にも通じるそうですよ。



その後、しばらく姿を消していた国王ですが、国王の部屋から、壁を
突き抜け、さわやかな声が聞こえてまいりました。


はい、は~い。よろしくお願いします。
大丈夫ですぅ♪♪♪


すぐに、私のいるキッチンにやってまいりました。


今、セミナー参加の確認をした。


なんだか嬉しそうでした。


ずいぶんと態度が変わって、驚かれたのではないですか?


と聞くと、


いいんだ。早いうちに、オレのこの性格を把握しておいてもらわないとな。


とのこと。


そうですね。


とだけ言って、夕飯の支度をしていると、じっと側に立ったまま動かない
ので、目で、あっちへ行っててくださいと訴えましたが、立ち去らず。


だからさ・・・わからないかなあ。


???


褒めてほしいんだけど。


・・・。


キミに褒めてもらい為に頑張ったんだ。


・・・。


褒めて褒めて。


犬好きな国王のお尻に、ブンブンと左右に揺れるシッポが見えた気が
しました。


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