お呼ばれ

実家の母がお赤飯を炊いてくれましたので、一緒に食事をいたしました。


ここ数年は、出来るだけ「その日」に気がつかないふりをしておりますし、
年を聞かれましても、


20世紀生まれです。


と、大雑把にしか答えておりませんが、実家の母は絶対に忘れません。


我が子のお誕生日。


何歳になっても子供は子供なのでしょうが、実は、母の姉(私の叔母)も
同じお誕生日なのです。
なので、お赤飯を炊くと、たいていお裾分けします。


今年はその叔母から、いろんな種類のショートケーキをいただきました。


実家の食事時間は早く、国王の仕事が終わるのは、2時間程後になります。
なので、先に食事を済ませ、ケーキだけお預けで、待っておりました。


いよいよ国王が登場するというタイミングを見計らい、国王が座る
場所にクロスを広げます。


実は、国王の食べっぷりは、豪快といいますか・・・じっと見ていますと、
子供の頃に恐竜展で観た、ティラノサウルス(肉食恐竜)を彷彿とさせます。


そして、食後は足下に、なにやら残留物が・・・。


ということで、これまでも、何度も実家で食事をいたしましたが、ある時から、
国王の座る場所には、広いクロスが敷かれるようになったのでした。


で、話しを戻しますが、テーブルの中央には、お皿に盛られたたくさんの
ケーキ。

ゆっりと食事を終え、後片付けをしている頃に、お腹を空かせた国王が
やってまいりました。
予想通り、勢い食事をし始めましたが、ふとテーブル中央に目をやり、
気づいたように国王が言いました。


ケーキがあるな。


頭を縦にブンブンと振る私。


待ってたのか。


再び頭を縦にブンブンと振る私。


同席していた実妹が、


ハッピーバースデーを一緒に歌ってからね。


と言いましたら、国王の手がピタッと止まりました。
決して、忘れていたという訳ではないのです。


早く食べたいのか。


と言った直後から、国王の食事のスピードは、超ダウンです。
おもむろにお茶碗を抱え、お米を一粒一粒、箸で口に運んでいます。


何故に、国王がそのようなことを始めたのか・・・私以外、その真意は
分かりません。


早く食べてください。


せかされると、余計にスピードをおとします。


怒ると、明太子も一粒ずつ食べるぞ。


その一言で、父母もハッといたしました。


もう、食べましょう食べましょう。


国王を無視してお皿にケーキを盛り始めた私に、慌てて母が、超高速で
歌い始めました。


♪♪♪ ハッピーバースデーツーユー


国王、慌てて “ティラノザウルス” に復活し、お気に入りのチョコ仕様を
素早くゲットいたしました。


*******



さて、気づいたらもう、日付が変わっております。
“意地悪”  な国王も、先に休んでしまいました。


昨日となった記念日。
気づかないふりをしているとはいえ、王女からはメールも電話もなく、
気づかれないのも寂しいものだと、身勝手にも思っておりましたら、
0時52分頃、メールが届きました。


1日たってしまったけど、お誕生日おめでとう。
たくさん迷惑かけてしまい、すみません。
これからもよろしくお願いします。


何か、違和感感じる文だとは思いつつ、すぐに、


おぼえててくれた?有り難う。


と返信すると、


あたりまえじゃん。
おかあさんだもん。


と返事が届きました。


長くなりましたが・・・本日のブログ。

国王のイタズラでシメるところでしたが、最後は王女のおかげで気持ちよく
アップ終了いたします。(^.^)

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