夫婦の事情

ご夫婦で営んでおられる、おそば屋さん。
とても美味しいのですが、一度に三組しかはいれませんので、
待てない国王は、必ず電話で予約していきます。


シャキシャキの奥様の応対が、とても大好きな国王です。
しかし、本日、


おい!ご主人が電話に出たぞ。


と、なんとなく不満げ。


なぜ、奥さんが出ないんだ!


ということで、行く道々、


奥さん体調壊してるんじゃないか。
奥さん寝込んでるんじゃないか。
奥さんいなくなったんじゃないだろうな。


どんどん膨らんでまいります。


何のことはない。お店に着くと、奥様がお出迎えして下さいました。


いるじゃないですか・・・。


それでも、気になる国王。


いや、なんか変だ。エネルギー量が落ちてる。
声のトーンが低すぎる。
体調が悪そうだ。


国王が、これ程しつこく呟く時は、本当に言いたいことを言えずにいる証拠です。
ちょっと、ベクトルを変えてみました。

もしかして、朝、夫婦喧嘩でもしたんじゃないですか?


そうかな・・・


ほらほら・・・のってまいりました。


今日はお手伝いしませんとか、タンカ切ったりして、電話に出なかったんじゃ
ないですか。


うんうん。

へそを曲げた奥さんを、開店まで説得されてたのかもしれませんよ。


だろうな。


経験値から、理由を割り出したにすぎませんでしたが、説得力
あったようです。


自営業は大変だな。いやあ、奥さん、頑張ってるなあ。


ここが国王の着地点。
わざと言ってます?とは聞けませんでしたが(-.-)



それにしても、美味しい・・・。



今日は、天ぷらそばにしました。




帰り際、お会計の時に、奥様とお話ししておりましたら、ご主人が出てこられました。
打ち粉で真っ白な手を合わせながら、お礼を言われ、


ご夫婦で、仲良くされてていいですね。
すてきです。


と、申しました。
少し前に創作したストーリーは別として(-.-)


ところが奥様、豪快に笑い飛ばし、


まあ~~。はははは・・・


・・・間・・・


そうだといいですけどねぇ・・・


って・・・
真相はいかに(-.-)

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