勝負の行方②

神の言葉を、「言霊」と言うんだが・・・
*言霊(ことだま)とは、一般的には日本において言葉に宿ると信じられた霊的な力
のこと。(ウィキペディアより)


侍従は「言霊」など使えるはずがない!


力説する国王です。


オレは最近、「言霊」の使い方を会得した。
だから分かる。


ほう・・・


「言霊」と普通の言葉の見分け方が分かるか?


分からないだろ!と言いたげです。


教えてやろう。
それはだな・・・


はあ・・・?

「神」と繋がってるかどうかで判断するんだ。

「神」と繋がった者だけが、発することができるということだ<(`へ´)>

へえ・・・


国王、酔いしれておりますが、ここでワタクシ、とても重要な事実
に気づいたのでした。
しかし、もう少し黙って、国王を昇らせてみることにいたしました。


今から君に、「神」と繋がるための、「言霊」を教えてやろう。
たった5つの文字でいいんだ。


ふ~ん・・・

だんだんと、理解することが困難になり始めました(-.-)


目を閉じて聞け。順番に言うぞ・・・


AAAAAAA~~~~OOOOOOOO~~~~~


発声練習から始めるのか・・・と思いながら、ついつい、薄目を開けて
しまいました。


薄目を開けるな!もう、始まってるんだぞ。


こわ・・・・


UUUUUUUU~~~~~~~~


もう、この辺りで止めなければ長引きそうでしたので、目を閉じたまま、
 思い切って口を挟んでみました。


あの・・・さっき、神様と繋がるかどうかって、言いましたよね。


そうだ。「決め手」はそこだ。


低く、荘厳な感じの声で答える国王です。


ということは、国王は「神」ではないということになりますよね?


その瞬間、「あっ・・・」と声を漏らした国王。
薄目を開けてみますと、 国王の顔、心なしか青ざめております。


すかさずトドメを刺させていただきました。


やっぱり、「神」は二人いない・・・ということですね。


ということで、侍従も国王も、敗北・・・(ё_ё)


×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。