仮面

人はいろんな仮面を持っている。
そんな話しを聞きました。


父親仮面、母親仮面。
職場仮面、知り合い仮面。
舅小姑仮面、お嫁さん、お婿さん仮面などなど・・・。


でも、国王は、誰であろうと、どこであろうと、常にすっぴんでした。


なので、国王と関わったほとんどの人は、必然的に、私と同じ感情を
抱くようでした。


“怖い” と感じるのには、国王の“顔のつくり”も原因してるのかもしれません。


国王の顔は、一つ一つのパーツが大きくて、顔の広さも、平均より一回り
大きい感じです。


ぱっと見は、日本人離れしております。


その証拠に、以前宅配物が届いたのですが、受け取りにでた国王と宅配の
方が、玄関で、もめたことがありました。


・・・・さんですね。


はあ?


・・・・さんですね。


ち、違います。・・・・さんでしょ。


ち・が・い・ま・すっ!


国王の声だけが、はっきりくっきり、奥のキッチンまで聞こえてまいりました。


何だ何だ!・・・ったく。


ようやくもどってきた国王の手に、荷物はありませんでした。


オレは、チャンドラーじゃないぞ!


なぜ、そのような宛名の荷物が、我家に届けられようとしたのか
定かではありませんが、 国王の顔を見ても、宅配の方が、間違いに
気づかれなかったという事実は、今でも語りぐさになっています。


ウルトラマンで、チャンドラーという怪獣がいました。


ネットで《チャンドラー》と検索すると、映像がありました。


眼光鋭くて、似てますね。
しかも、相撲型体型。


まるで、国王がモデルなのではと思うほど、醸し出す雰囲気が
似ておりました。


ところで、《仮面》は、私も何個か持っています。


“チャンドラー” の御前では、長らく《貝》になっていた私です。


しかし、


数十年の年月を経て、今では限りなくすっぴんに近づいております。


完璧にすっぴんじゃないか!(国王の声)

家庭では、すっぴんが一番楽です。(^.^)


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