恐怖

この気持ちだけは、国王には理解できないだろうと思ってました。


沸点に達した時の国王の「目」は、震えあがるほどでした。


しかも、つかまえられたら、身動きができません。


恐怖でした。


何度も、家を出ていこうと思ったことがありました。


ある日、入浴中の国王に気づかれぬよう、こっそり出ていこうと思いつきました。

でも、どういうわけか、ドアを開けた瞬間に気づかれてしまったようで、

浴室から国王が出てくるのがわかりました。


追いかけてくる・・・


あまりの怖さに、足が震えました。

走って逃げようとしましたが、すぐに後ろから腕をつかまれました。


でも、その手を振り払おうと振り返った瞬間、えっ!?と思いました。


そこには、一糸まとわぬ姿の国王が(=_=)


ウソでしょ・・・


と思いながらも、このまま抵抗し続けるべきかどうか、迷いました。

で、結局、私は裸の国王に引きずられ、家に連れ戻されたのでした。


ただ、この時、国王もずっと感じていたのだということがわかりました。

私が出て行ってしまうのではないかという「恐怖」。


しかも、理性を失うほどに・・・(*_*;


生まれて初めて、国王を(一部だけ)理解できた出来事でした。















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