代償の法則

母親になること (母_母)


国王の夢を叶えるために、ずっと封印されていた私の夢です。


町人たちには、よくからかわれました。


仲が良すぎると子供ができんな・・・。


国王は、まんざらでもないという顔をしてましたが、私にとっては笑えぬ

ジョーク。

断じてありえないことでした。


《 何かを得るために、何かをあきらめなければならない 》


これは法則だ。


と、かつて国王は言いました。


考えて見れば、


合格するまでにおそらく数年。

卒業するまでに最低6年。

研修医を2年。

うまくいけば一人前。


この長い道のりのどこかに、もしくはその先に、出産&子育ての時間を

作るなんて・・・。

むりむりむりむりむりむり・・・。

成り行きとはいえ、馬鹿な選択をしてしまったことを、後悔しました。


ところが、話せば長いことながら、思いっきりショートカットすると(笑)

ある日突然《挫折》はやってまいりました。


私は今、母親になってます。遠回りしましたけど。

そして、国王は今、歯科医をしています。


私の夢は叶いました。

国王は夢をあきらめました。


これも代償の法則でしょうか。


少し、申し訳ないような気にもなって国王に尋ねてみましたが、自信に満ちた

国王の顔を見て、そんな気は、すぐに取り消しました。


いや、オレの夢は叶ってる。

君はオレから逃げられなかったじゃないか。はっはっはっはっはっ<(`〇´)>


そこ・・・ですか。


相変わらず、負けず嫌いの国王なのでした。














×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。