町の人①

ロッシーさんは、70歳の患者さんでした。
虫歯の治療に来診して以来、なぜか、国王と意気投合したようでした。


なんでも、漁師なのに蜜柑栽培を始めたところ、甘い蜜柑をつくることに成功。
ロッシー農法として、世に広めようと頑張ってるとのことでした。
でも、誰も相手にしてくれない。
そこへ、国王が赴任してきて、治療のたびにその話を聞いてあげてたら、

気に入られてしまったのだそうです。


患者さんには優しいんですね。


しかし・・・私の嫌みにも反応しなほど、国王は興奮状態でした。


蜜柑の木の下に、釣ってきた魚を埋めるんだそうだ。


なるほど。


実は国王、大学生活10年の実績を持ってまして、最初の4年は農学部に

通っていたのでした。


楽しかった!!
だからさ、そのまま研究室に残りたかったのに、就職させられた。


この話は、またの機会にとっておきますが、そういうわけで、農業にも

深い関心があったのでしょう・・・。


いや、あの舞い上がり方は、一山当てたいという思惑もあったに違いありません。
何せ・・・貧乏でしたから。


ギャンブラーの血を、呼び起こさせないでください。


老婆心ながら、釘をさしておきました。


さて、このロッシーさん。


その後、意外にも、国王にとって手強い相手となったのですが、

それは明日ということで。


                        To Be Continued・・・(-.-)





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