七夕様 ②

とにかく一日も早く、笹を撤去していただきたい。


そう願って待ち続けましたが、七日を過ぎても、笹は教室に置かれたままの

ようでした。


夏休み前には、授業参観が入ってました。

こうなったら、背に腹は代えられません。

恥を忍んで、先生に「撤収願い」のお手紙を書き、王女に持たせました。

すると、


分かりました。早々、撤収しま~す(^_^)b


と、その日のうちにお返事を頂き、反応が早いなあと思ってましたら、

授業参観の日に言われてしまいました。


短冊を見て、夫婦の危機!?って心配しましたよぉ(^^;)


身も縮む思いでした。


これに懲りて、私は王女に、二人の仲の良さをアピールするようになりました。

国王も、王女の前では「妻」を投げない。ぶたない。そして、怒鳴らない

を、徹底するように気をつけました。


姑息な手段だとは思いましたが(-.-)


しかし、王女は何故か、不機嫌になっていきました。

それどころが、ある日、狂ったように泣き始めたのです。


どうしたの? 七夕様のお願いが叶ったでしょ。よかったでしょ。


と、必至でなだめようとするのですが、泣き止みません。


だってぇ~・・二人だけ仲良しはいやぁぁ~。

アルタだけが入ってないぃぃぃぃ~(T0T)


と大絶叫です。


だから、そういうことじゃなくてぇ・・・


と説明しようとしても、全く受け付けませんでした。

結局、《三人が仲良し》と訂正したら、やっと機嫌がよくなりましたが、

子供の考えることは、本当に面白いものだと感じました。


この事件。

恥ずかしながら、一部始終を院内新聞で公開したところ、大反響でした。


久しぶりに夫婦で笑って、会話も弾んだ・・・などと、うれしい知らせも

届くようになり、患者様との距離が縮まった気がしました。


何かが変わるかもしれませんね。


国王も、何だかはりきりだしました。


よしっ!どんどん書いていいぞ。


一緒に変えて行こう。ネタはある <(`^´)b


「恐怖」が「笑い」へと変化しはじめた瞬間でした。















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