すてきな一家

車のライトがついたままですよぉ


ロミさんがそれを知らせに、3階の我が家まできてくれたのは、アパートに

届いた荷物をほどいていた時のことでした。


初めて彼女に会った時、一瞬『小学生?』と思いましたが、よく見ると

違ってました。


ロミさんは、身長が140cmしかなかったのでした。


宇宙人だ


国王は、陰でそう言ってました。


驚いたことに、彼女は私と同い年でした。

しかも、小学生の子供さんが二人いて・・・。


いいなあああ・・・・


思わずもらした言葉に、スナップを利かせたパンチが飛んできました。

投げるよりお手軽だという、国王の《新しい技》でした。

軽く撫でてるだけだと、何度も言われましたが、かなり強烈でした。


子供はいらない。嫌いだ!


そう言われて、いつも撃沈してた私です。


さて、国王は、このロミさん一家となぜかウマが合い、家族ぐるみで

交流を深めていくことになるのですが、なかなか面白いご家庭でした。

というか、国王が一人で面白がってただけなのかもしれませんが。


国王は、ロミさんのご主人が、どうしても中国人に見えるようでした。

それで、勝手に彼の事を「ワンさん」と呼び始めました

で、しつこく呼び続ける内に、いつしかロミさんとその子供たちまでも

「ワンさん」と呼ぶようになったのでした。


今更ながら、申し訳ないことをしたのではないかと思っております(-.-)


またある日、


無人の車が走ってる!


と、国王が大慌てで私に知らせにきましたが、何のことはない。

ロミさんが、ちゃんと運転してました。

座ると、なかなか見えづらいロミさんなのでした。


その上、ロミさんのご主人、身長が170cmもありました。

なので、夫婦二人で歩いてると、すごいギャップを感じました。


ワンさんが、町では有名なパチプロであることを知ったのは、もう少し

後のことですが、仲のいい二人を、私が、とっても羨ましがった為に、

その後、国王は意外な行動にでたのでした。

その件はまた次の機会に。


すてきな家族。ロミさん一家は、すでに子供たち二人も旅立ち、今は

夫婦二人、仲良く暮らしているようです(*^_^*)









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