親の愛

貧乏だった新婚時代。

頼んだわけでもないのに、よく荷物が届きました。


財布の中に、200円しかないという時もありました。


まるで、隣の部屋から覗いてるのではないかと思えるようなタイミングで、

お米・お砂糖・お酢・お醤油・洗剤・石けん・・・

そして、わずかな隙間を埋めるように、変形可能は靴下、下着等が充填されて

おりました。


段ボールを開ける瞬間がうれしかったので、今、寮で暮らす王女へも

送ることを厭いません。

ですが、現地で買ってもらった方が安かったりします。

送料がとても高いから・・・遠すぎて・・・(-.-)


なので、大抵帰寮前にまとめて送るのですが、時に、催促の

電話がやってきます。

たとえばこんな感じで。


あの・・・大変申し訳ございませんが、お願いがあります。


慇懃無礼な態度には、必ずウラがあります。


柔軟剤が、危機的状態です。


それくらいなら、現地で買った方が安上がりにきまってます。


だからぁ・・・試験中で缶詰状態。買いに行けない。


はあ・・・思わずため息。


わかったもういい。 


ツーツーツー。


この時点で、親は負けるのです。

でも、簡単には折れません。


今日の17時までに、他にいるものをお知らせくだい。

それ以後は受付いたしません。


ビジネスライクに送ったつもりですが、即、返信が届きました。


おかし  あらし  愛


韻までふんで・・・王女、余裕の勝利です(-.-)








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