意外な事実 ④

前日のペースを考えると、急がなければいけないことはわかってました。


とりあえず、朝食は後回しにして、早朝に出発しました。


一晩寝て、ずいぶん疲れが取れた私は、元気でした。


しかし、国王は、サドルに座るのも辛そうでした。


お尻が痛い。


弱気な国王でしたが、問題は、これからさらに、もう一山越えなえれば

ならなかったことです。


上りにさしかかった時、すでに国王は自転車から降りてました。


私は、すでにマスターした変速ギアで、蛇行しながら上っていきました。


振り返れば遙か遠く、自転車を押しながら歩いている国王が見えました。


何か言ってる雰囲気でしたが、声が届きません。


下り坂が見えてきたので、そのまま無視して行こうかと思いましたが、

上から見下ろすのは、気分がいいもので、追いつくまで座って

見届けることにしました。


待って・・・くれ・・・・と・・・いった・・・のに・・!


追いついた国王は、悔しさで一杯のようでしたが、少し休憩した後、


ヨシ、下るぞ!


と言うや否や、あっという間に出発しました。


下りは得意のようでした。

本当に、負けん気の強い国王です。


さて、下った後が、また果てしなく長い道のりでした。

私達は無言で自転車をこぎ続けました。


途中、ファミレスに寄って食べた遅めの朝食、そして、建て付けの

悪いドアを開けて入ったうどんやさん。


とてもおいしかった事だけはおぼえていますが、そのほかの風景は、全く

記憶にございません。(-.-)


結局、到着したのは午後5時すぎでした。( ̄0 ̄)

よく行きついたものです。


そして、駐車場に自転車を止め、私達はさらに、本殿までの1キロ

あまりを、歩きつづけました。


ここまでして参拝する姿を、神様は喜ばれるんだ。(☆^☆)


境内に記載されているとおりの、二拝四拍手一拝を神殿に捧げながら、

国王は、大層ご満悦のようでしたが、私は、ただただ無事に戻れること

だけを祈るのみでした。 


それでは明日、帰路編をお届けいたします・・ to be continued






×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。