意外な事実 ⑤

書き始めると、意外に長編となってしまいました。

読み続けて頂きました皆様、ありがとうございますm(_ _)m



さて、無事参拝はできたものの、それからまた同じ道のりを自転車で、

自宅まで戻ることなど、不可能な有様でした。


運んでもらおう。


国王のアイデアで、宅配業者を探すことにしました。


幸い、神社の入り口に、公衆電話のボックスがありましたので、電話帳を

めくりながら、何件か尋ねてみました。


自宅へ運んでもらうより、実家へ送ったほうが割安のようだ。


神社は、自宅から実家へと向かう途中にありましたが、微妙な距離の違いで、

料金が変わるようでした。


しかし、実家に送るとなると今後、自転車で海岸や山道を楽しむことが、

ほぼ不可能になります。

その確認をしようと思いましたが、国王の目は、はっきりと、



もう、マウンテンバイクには乗らない。



と語っておりました。



実家にこの状況を話すのは、とても困難でしたが、とりあえず受け取りを

お願いし、その日のうちに家に帰れることだけは確実となりました。




帰りは最寄りの駅から出発しました。


特急で2時間弱。


行きの苦労に比べると、あっという間の到着でした。


ところが・・・


もう、こりごり。

そう思って目覚めた翌日の事でした。


二人とも、昼過ぎまで起き上がれませんでしたが、ランチを済ませた後、

国王が突然スーツに着替え始めたのでした。



昨日は到着が遅れて、本殿には上がれなかった。


(O_O)


無事に戻れたし。


(O_O)


お礼に参るのが筋だろう。


(O_O)


今から参拝に行ってくる。


(O_O)(O_O)(O_O)



さすがに同行は免除されましたが、想定外の事態に、私は瞬きすることすら

忘れてしまう程でした。(O_O)


ただ、履き慣れない革靴を履き、颯爽と出かけていく国王を見送りながら

思ったのです。



こういう人間を、神様は愛おしいと思うのかもしれない。



おそらく、神様にしか知り得ない、国王の《意外な事実》なのかもしれません。




こうして二人の珍道中は無事おわりました。(^^;)


しかし、まだまだ国王の珍プレーは続き、私はひたすら書き続けて

まいります(ё_ё)



あ・・・そういえば、この話には続きがございました。


午後から出発しても、楽々日帰りで戻ってきた国王でしたが、帰り着いた時、

何故か裸足でした。


どうしたのかと思いましたら、靴擦れで、かかとの皮がズリッと剥けてました。


本殿までは、礼を尽くして何とか履いて行った。

分速1メートルの早さで歩いた  <(`^´)>


のだそうです。





×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。