厳しい上司

映画が見たい。(^v^)


という王女のリクエストに応え、昨日、仕事を終えたばかりだというのに、
国王が、ドライブがてら、レンタル店まで連れて行ってくれました。


久しぶりなので、私も見たいDVDを選びました。


すぐに選び終え、受付に持って行くと、


カードの期限が切れております。


と言われました。
久しぶりでしたので、国王は気づかずに渡したのでした。


カードを新しくします。


と言われ、書類を記入するように言われました。
国王、面倒くさそうでしたが、黙って記入しておりました。
何しろ、王女と一緒ですから。


何泊借りられますか?


国王、チラリと私を見た後、


明後日。


と、返事をしました。
何しろ、明日は午後休診。
再び王女と借りにくるつもりです。


〇〇円です。


国王、私に「払え」と目で訴えます。
で、財布を取り出そうとした時、


あ、金額を間違えました。もう一度、やり直します。


と、スタッフ、少し慌てておりました。



あ、少々お待ち下さい。


国王、沈黙のままでしたが、まだ平静心です。



あ、間違えました。もう一度打ち直します。


よく見ると、《研修生》という名札を付けてました。
彼の後ろに、先輩風の男性が立っておりましたが、国王が、


厳しい上司がいるな。


と私にすり寄ってきて言うので、なるほどと思い、


ほんとですね。


と言いました。


しかし、国王は、再び私に言いました。


この上司は、かなり厳しいな。


そんなふうには見えなかったのですが、手間取っている研修生を見ながら、
怒られなければいいが・・・と心配になってきました。


その時、私の背後で、国王と王女がクスクスと笑う声が聞こえました。


だから・・・上司の名前。


そう言われて名札を見て、やっと気づいた私です。


国王はいつも、そんな、些細な面白さに気づく《目》を持っています。
これは《才能》というべきなのかどうか・・・(-.-)


彼の名は、



《こうしろ》



さんでした。


本当に、厳しいお名前です。(-.-)


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